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  • 執筆者の写真ひろみ エトランジュ

人と仲良くしなくていい。自分と仲良くしましょう。

仲良くしたい。仲良く出来れば幸せ、なんて思っていませんか。恋人同士なんてまさに。夫婦でも、家族でも。なのに親しくなるほど、距離が近くなるほど、私がこんなに頑張ってるのに、色々やってるのに分かってくれない、なんて不満が募ったり、仲良しごっこに疲れてしまったり。




人と仲良くしよう」としていませんか。そういう感覚ありませんか。幼い頃、幼稚園、保育園、小学校…きっと1度や2度、言われてるのでは。仲良くしようとするのをやめましょう。仲良くしない、は仲悪くなろう、険悪になろう、ではありませんよ。


そもそも好んで揉めようとか和を乱そうと思っている人間なんていません。それが生き物としての基本設計です。エラーが起こっている人がいるだけ。人間だけが自然を乱すとか、戦争を起こすとか言ってわざわざ 調和、仲良く、共存共栄、なんて叫ばれていますけど、こんなこと言うからよけい揉めるんです。


仲良しだからって、大切な人だからっていつも意見が一致するわけじゃない。お互いの希望の中間を取ろう、なんてやってたらつまらない。一緒に行動するばかりが能じゃありません。言い争いが出来るのも、仲良しの証拠。嫌だな、って思うところがあったっていいじゃありませんか。


自分以外の人間と仲良くするなんてことは、本来おまけのようなもの。努力してするものではありません。無理して頑張ってる人が多い。だから後からその弊害が出てくるんですね。離婚多いでしょ。離婚、決していけない事ではありません、むしろ幸せになるために、離婚している人の方が多いはず。


「みんな」という言葉、くくり、概念で生きるのをやめることです。人は、1人1人全く違う生き物。人間、ということで「同じ」なだけ。やってることは似てるように見えても、その人の宇宙(感じている世界、人生)を他の人が代わりに体験することは出来ません。同じような、似たような感覚を共有することがあるだけ。それはとても貴重で嬉しい瞬間です。


人生で本当に仲良くする人間がいるとしたら、それは他ならぬ「自分」。自分という人間と仲良くしましょう。自分自身が何を感じ、何を思い、考えているか、全部把握できていますか?自分の中に相反する想い、考えや、望まない感覚ありませんか。自分と仲良くタッグを組めずに、他人がいる社会で(家庭もね)楽しく過ごせるわけがありません。


自分と仲が悪いまま、誰かと仲良くしようとしても、絶対上手くいきません。どこかで無理しているはず。不満を抱えているはず。自分以上に自分を幸せに出来る人間はこの世の、宇宙のどこにもいないのです。スピリチュアルにはまっている人は、頭の中だけで全てを解決したつもりになっているかもしれませんが(本当の自分はスゴイとか、宇宙だ、神だ、天使だ、龍だ…)言ってるだけ、思ってるだけでは、本当でも本物でもありません。


自分の感覚だけにこだわっているのも、間違っています。「感覚」を無視しないこと、キャッチすることは大事だけれど、その感覚が必ずしも幸せに繋がっているとは限りません。嫌だな、という感覚がどこから来ているのか。過去の失敗のせいなのか、魂のクセなのか。他人の影響かもしれません。願いを叶えたい、夢を実現したい。今までやったことがないことを成功させたいならば、嫌だという自分をいかに動かすかが最も大事なところ。自分に嫌われてたら、信用されていなかったら、言うこと聞いてくれるわけないでしょう。


自分を好きになること、自分と仲良くなること、自分を楽しませること、自分の願いを、夢を叶えること。日々幸せに過ごすこと。何があっても。死ぬまで生涯を共にする自分との毎日を心から楽しみましょう。



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