未来も過去も、今この瞬間には存在していません。裏を返せば全部が今この瞬間にあるのです。
今起こってもいない未来の不安や、過去の嫌な記憶に心奪われていませんか。そのつらさ、苦しみ、今起こっていることに関係ありますか。想像の産物ではありませんか。怪我して血が出ていたら、治療しますよね。止血し、場合によっては痛み止めを使う。病院に行ったり、適切な処置をするはずです。
心が、気持ちが、頭が、苦しいのも怪我と同様なのに、ただ苦しんでませんか。我慢していませんか。考えが、囚われが、何かが間違っているはず。それは本当に苦しいことなのでしょうか。本当につらいことなのか？と。言いたくないこと、やりたくないこと、失敗したら、笑われたら…出来なかったら…
全部まだ起こってないこと。もしくは過去の記憶や、自分以外の人たち（ネットやメディアも含む）の言ってることですよね。今この瞬間のことなのでしょうか。
今この瞬間に起こってないことを怖れる必要はありません。潜在意識が、無意識が、一般常識が、何を言おうが、誰が何と言おうが、幸せでないなら、快適でないなら、その方が変なのです。何を変えれば、楽になるでしょう、幸せになるでしょう、より良くなるでしょう。
気持ちや気分は、自分次第でいくらでも変えられます。現実も変えられます。今ここにない不安、恐怖、心配事が自分を苦しめているだけ、妄想や想像が苦しみの元。
だからこそ、夢やゴールや願いが大事なんです。何でもいい、ありのまま、幸せ、幸せ、なんてぼんやり抽象的な言葉唱えているだけでは、幸せ感じることは出来ません。
何を感じ、何を思っているのか、これを自分自身で自覚出来ない限り、現実は変わりません。気づきました、と言ってる人のどれだけが、人生が変わっているでしょう。
気づいただけでは、現実も自分も変わりません。こんなこと気づきました、とアウトプットして、誰かに報告して、喜んでても、気づいたことを自分の幸せに活かさなければ、行動を変えなければ、何の意味もありません。知識がいくらあっても、出来るようにはなりません。
気づきより、大事なことがあります。自分が何を感じているのか。どんなに物資に恵まれ、他人に助られていても、それを嬉しい事、幸せ、喜び、感動…と「感じてない」人、自覚してない人は大勢います。
持ってるもので我慢しなさい、という意味ではありません。幸せも、実現も、何もかも、自分自身が受け取って味わい、感じ取ることなければ、何の意味もないのです。
幸せにしてくれる人など、この世にもあの世にも、どこにもいません。たった一人、自分自身を除いては。
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